① 西伊豆ってどんな場所?
西伊豆旅でいちばん大事なのは、「距離感を先に知っておくこと」。
地図で見ると近そうでも、実際は海沿いをぐるっと回るルートが多く、想像以上に移動時間がかかります。
だから今回は、スポットを詰め込みすぎず、走る時間そのものも楽しめるルートでモデルコースを組みました。
夕日がきれいな区間、温泉に立ち寄りやすい場所、車中泊しやすい流れがひと目でわかるようになっています。
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スポットを決める前に、まずは西伊豆全体の“距離感”をつかんでおくのがおすすめです。
地図で見るとコンパクトに見えますが、実際は海沿いを回り込む道が多く、思った以上に移動に時間がかかります。
だからこそ最初に「今回はどのエリアを中心に回るか」を決めておくのが大事。
それだけで移動に追われる感じが減って、「あ、ちゃんと旅してるな」って余裕が生まれます。
② 1泊2日モデルコース|西伊豆で“大人のご褒美×とろける温泉”を楽しむ
② 1泊2日モデルコース|西伊豆で“大人のご褒美×とろける温泉”を楽しむ
修善寺温泉を拠点に、1日目は世界遺産×滝で“心を整える”、2日目は西伊豆の絶景×海体験をテンポよく巡る王道ルート。
どの方面から来ても10:30ごろ韮山反射炉から入れる想定なので、無理なく「ちゃんと満たされる」1泊2日です。
旅のスタートは、伊豆にある唯一の世界遺産・韮山反射炉から。
派手さはないけど、背景を知ると「なるほど…」が増える大人向けの立ち寄りスポットです。
伊豆を代表する名瀑。滝つぼの青さと空気の澄み方が、頭の中を一気にリセットしてくれます。
ここで深呼吸できると、旅全体のテンポがいい感じに落ち着きます。
石造りアーチが美しい旧道の名所。トンネル越しに見る緑が印象的で、寄り道の満足度が高い場所。
道中は少しデコボコなので、ゆっくり丁寧に走るのが安心です。
竹林、朱橋、川音が調和した静かな温泉街。夕方散歩が特に心地よく、景色が柔らかく見えます。
時間があれば日帰り温泉で一回とろけてから宿へ、が最高。
山あいの温泉でほっとひと息。「今日の旅、当たりだな」と思える時間が、じわっと流れていきます。
夜は無理に動かず、温泉とごはんに全部預けるのが正解。
【1日目の移動目安】
・韮山反射炉 → 浄蓮の滝:約70分
・浄蓮の滝 → 天城トンネル:約15分
・天城トンネル → 修善寺:約30分
朝は山側の静けさを引きずったまま、海側へスイッチするドライブ。
目的地に急がず、景色が開けていく感覚ごと楽しむのがこの日のコツです。
大人もハマる体験。すぐに“宝探しモード”が入り、集めた砂金は小瓶に入れて記念に。
旅のテンションを一段上げる、ちょうどいい遊び枠です。
土肥港周辺は海鮮の名所。アジフライや海鮮丼が、遊んだ体にしみます。
ここは“腹八分”にしておくと、午後が気持ちよく回れます。
駿河湾の青さが際立つ絶景スポット。鐘も有名だけど、ソロでも気持ちよく巡れる場所。
風が通るだけで気分が整う系の景色です。
海沿いドライブが爽快。少し早めに港へ入り、ゆとりを持って乗船準備を。
ここから先は“非日常タイム”が始まります。
天井の穴から光が差し込む神秘空間。海のエメラルド色が映えすぎて、撮る写真ぜんぶ名作になります。
体験枠として、ここが2日目の主役。
岩肌が夕日に染まり、本当に黄金色に輝く名所。旅の締めにぴったりの静かな時間。
日が落ちる直前の“色が変わる瞬間”をぜひ狙って。
海の余韻を感じながら帰路へ。時間があれば、南伊豆方面へ延泊して“夕日の続きをもう1回”もアリ。
この辺りは、寄り道するほどハマるタイプの海です。
【2日目の移動目安】
・修善寺 → 土肥金山:約40分
・金山 → 昼食エリア:徒歩〜数分
・金山 → 恋人岬:約20分
・恋人岬 → 松崎港:約40分
・松崎港 → 黄金崎:約25分
このコースの旅費めやす(大人1名)
観光+飲食の目安
小計:約8,800〜12,000円/人
宿泊費の目安(修善寺温泉・2名1室・1名あたり)
ホテル泊の宿泊込み合計: 約9,000〜28,000円/人
※料金は目安です。季節・曜日・プラン・部屋タイプにより変動します。
※宿泊費は2名1室利用時の1名分を想定しています。
【車中泊なら?】駐車+日帰り温泉+食事など:約2,000〜3,000円/人
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③ 行くべき観光地(西伊豆)
韮山反射炉(世界遺産)

伊豆旅の入口として立ち寄りたいのが、世界遺産・韮山反射炉。
明治日本の近代化を支えた産業遺産で、静かな佇まいが印象的です。
大規模な観光地ではないぶん、人も少なめ。
展示を見ながらゆっくり歩くと、旅のテンポが自然と落ち着きます。
ここを起点に南へ下ることで、
「学び → 自然 → 温泉」という気持ちいい流れが完成します。
浄蓮の滝

伊豆を代表する名瀑で、滝つぼの深い青色がとにかく印象的。
到着した瞬間に空気が変わり、「あ、来てよかった」と思える場所です。
滝までの遊歩道は整備されていて歩きやすく、マイナスイオンを浴びながらの散策が心地いい。
観光地らしさはありつつ、自然の迫力はしっかり感じられます。
旅のスタートをここに置くことで、気持ちを一度リセットしてから先へ進めるのがポイント。
「癒し中心」の今回のコースにぴったりな導入スポットです。
天城トンネル(旧天城トンネル)

石造りアーチが美しい、伊豆らしい歴史スポット。
トンネル越しに見える緑のフレームが写真映えします。
道はややデコボコしていますが、その分“冒険感”があって印象に残る場所。
車を降りて、ひんやりした空気を感じるだけでも楽しいです。
浄蓮の滝からの流れで立ち寄ると、自然と歴史の切り替えがスムーズ。
次の温泉地へ向かう前の、いいアクセントになります。
修善寺温泉・温泉街散策

竹林の小径や朱色の橋など、落ち着いた景色が続く温泉街。
派手さはないけれど、大人が静かに歩きたくなる雰囲気があります。
夕方は人も落ち着き、川音を聞きながらの散策が特に気持ちいい時間帯。
足湯や公共温泉にふらっと立ち寄るのもおすすめです。
この日は無理に詰め込まず、“泊まる前の余白時間”として楽しむのが正解。
温泉旅らしいテンポに、自然と気持ちが整います。
土肥金山(砂金取り体験)

観るだけでなく、実際に体験できるのが土肥金山の面白さ。
砂をすくううちに、気づけば大人でも本気になります。
取れた砂金は小瓶に入れて持ち帰れるので、旅の記念にもぴったり。
思った以上に没頭してしまう人が多いスポットです。
2日目の朝に入れることで、旅に少し遊び心が加わります。
このあと海沿いへ向かう流れとも相性◎。
恋人岬

駿河湾を一望できる、西伊豆屈指の展望スポット。
海の青さと広がりが、とにかく気持ちいい場所です。
名前の印象とは違い、ソロや大人旅でも居心地は悪くありません。
景色を眺めながら深呼吸したくなる、開放感があります。
昼前後に立ち寄ると、光の入り方がきれいで写真も撮りやすい。
このあとの絶景巡りへの“助走”としてちょうどいいスポットです。
天窓洞(堂ヶ島・ボートクルーズ)
天井に開いた穴から光が差し込む、神秘的な海の洞窟。
水面のエメラルド色は、写真以上に感動します。
ボートでしか入れないため、特別感も高め。
天候や波の状況次第で中止になることもあるので、当日は早めにチェックを。
今回のコースでは“西伊豆のハイライト”的存在。
ここを目当てに来る人が多いのも納得の景色です。
黄金崎(夕日)
岩肌が夕日に照らされ、本当に黄金色に染まる名所。
日が傾き始めると、空気まで柔らかく感じます。
観光地らしさは控えめで、静かに景色と向き合えるのが魅力。
旅の終盤に訪れると、自然と気持ちが落ち着きます。
この旅の締めにここを置くことで、余韻を残したまま帰路へ。
「また来たいな」と思わせてくれる夕景です。
④ ご当地グルメ(西伊豆・天城・修善寺)
静岡は“ご当地グルメ天国”。せっかく来たなら名物を少しずつつまみ食いするのがおすすめ。 観光ルートと相性のいい、外せない絶品だけを厳選しました。
駿河湾の地魚海鮮(海鮮丼・地魚定食)
西伊豆に来たなら、まずは“地魚で勝負する海鮮”を。
その日いちばん旨い魚が出てくる「地魚定食」は、派手じゃないのに満足度が高いです。
【しろまるオススメの店】
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山正本店(沼津|地魚が主役の寿司・海鮮)
ネタの鮮度と価格のバランスが抜群。昼は混みやすいので、開店直後か少し時間をずらすのがおすすめ。
金目鯛
観光地価格じゃない“港町のリアルな海鮮”を味わうなら、沼津港の食堂が正解。
金目鯛の煮付けや海鮮丼、日替わり定食まで揃う、気取らない一軒です。
【しろまるオススメの店】
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おさかな食堂 やまや(沼津内浦湾|煮付け定食が名物)
美しい駿河湾の目の前にある定食屋さん。沼津に行く時は毎回寄るオススメのお店。
わさび
天城ルートを走ったら、ぜひ挟みたいのがこの一品。
ツンと来る辛さはほとんどなく、わさびの香りがふわっと残る、大人向けの味わいです。
【しろまるオススメの店】
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▶ 道の駅 天城越え(わさびソフト・わさび土産)
浄蓮の滝とセットで立ち寄ると、旅の流れがとても気持ちいいです。
みかん
海沿いドライブの途中に挟みたい、さっぱり系のご褒美。
みかんの自然な甘酸っぱさが、口の中と気分をきれいにリセットしてくれます。
【しろまるオススメの店】
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マルカみかん直販(西伊豆|みかんジュース・柑橘直売)
観光地っぽさは控えめ。走り疲れたタイミングで寄ると、体にすっと入ってくる系。
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静岡を走ってるとかなり高確率でみかん無人直売所に出会うのだ
⑤ベストシーズン・混雑・持ち物など旅のコツ
ここでは、「いつ行くか」「どう回るか」「何を持っていくか」「雨の日どうするか」の4つの視点から、西伊豆旅をスムーズに楽しむコツをまとめます。
時期・季節|景色と温泉の“いいとこ取り”はいつ?
西伊豆エリアは、基本的に山・海・温泉がそろうオールシーズン型の旅先ですが、
「景色の美しさ」と「過ごしやすさ」のバランスで見ると、春(4〜5月)と秋(10〜11月)がいちばん気持ちいい時期です。
- 春(4〜5月):新緑の天城路と滝が映える。気温もちょうどよく、温泉も心地いい。
- 夏(7〜8月):海は最高。ただし昼間の移動と混雑は覚悟したい。
- 秋(10〜11月):空気が澄み、夕日と海の色が別格。大人旅にいちばん向く。
- 冬(12〜2月):観光は静か。温泉メインで“ととのう旅”向き。
逆にGW・お盆・連休は混雑しやすく、宿代も上がりがち。
可能なら平日+肩シーズンを狙うと、同じ景色でも満足度がぐっと上がります。
混雑をさける回り方のコツ
- 浄蓮の滝は午前中スタートがおすすめ。
昼以降は観光客が増え、駐車場待ちが出やすい。 - 修善寺温泉の街歩きは16〜18時がちょうどいい。
チェックイン後に荷物を置いて、夕方の空気を楽しむのが◎。 - 恋人岬・天窓洞は午前〜昼前がベター。
午後はツアー客や団体が増えやすい。 - 黄金崎は夕方前後を狙う。
夕日+海の色が映え、混雑も一段落しやすい。
車中泊&ドライブ目線の“持ち物チェック”
- 羽織れる防寒着(海沿いと山側で体感温度が変わる)
- 遮光・目隠しアイテム(車中泊のプライバシー+冷え対策)
- 軽めの外ごはん道具(海沿い駐車場や道の駅で便利)
- 温泉セット(タオル・替えのTシャツ・小さめバッグ)
- モバイルバッテリー/小型ライト(夜の車内や駐車場で重宝)
- 酔いやすい人は酔い止め(天城越えの山道が理由)
とくに春・秋・冬の車中泊は、
「ちょっと着込みすぎ?」くらいでちょうどいいです。寒さはどうにもならないので…。
もし天気が崩れたら…雨の日プランの考え方
西伊豆ルートは景色依存が高いので、「雨の日の保険プラン」を用意しておくと安心です。
- 雨が強い日は土肥金山+修善寺温泉中心にシフト。
- 小雨程度なら、浄蓮の滝〜天城ルートは決行して、海沿いは短時間に。
- 天候が荒れたら、早めに温泉へ退避して、「のんびり温泉&車内ごはん」に切り替えるのも正解。
旅の前に天気予報を見て、晴れ/雨の2パターンを軽く想定しておくだけで、判断がかなりラクになります。
⑥車中泊スポット&温泉(西伊豆)
西伊豆は、「観光→温泉→そのまま休める」動線が作りやすいエリア。
宿泊は車中泊にして、温泉だけしっかり楽しむスタイルでも、満足度はかなり高めです。
今回のモデルコースなら、修善寺温泉と土肥温泉をうまく使うのがコツ。
「山側で温泉 → 海側で景色 → 静かな場所で休む」という流れが、無理なくハマります。
静岡の全道の駅MAP▼
静岡県内の道の駅をまとめたマイマップです。
拡大・縮小しながら、車中泊や立ち寄りスポットのイメージづくりに使ってください。
モデルコース × おすすめ道の駅
道の駅 天城越え
浄蓮の滝とセットで立ち寄りやすい、天城ルートの定番休憩スポット。
山側ドライブの途中で、トイレ・売店・軽食が一気に整います。
わさびソフトやわさび土産が充実。
観光と観光の“つなぎ”として使いやすく、旅の流れを崩しません。
道の駅 花の三聖苑 伊豆松崎
西伊豆観光の合間に使いやすい、落ち着いた雰囲気の道の駅。
海沿いドライブの途中で、ひと息つくのにちょうどいい立地です。
観光案内や地元産品が中心で、騒がしさが少ないのが特徴。
昼休憩や次のスポット選びに向いています。
道の駅 くるら戸田
少し足を伸ばせるなら候補に入れたい、温泉併設の道の駅。
観光後に入浴→休憩→移動の流れが一か所で完結します。
車中泊旅との相性がよく、
天候や混雑状況に応じた“逃げ先”として覚えておくと便利です。
車中泊メインの旅でも、温泉地はしっかり味方につけたい存在。とくにこのエリアだと、 修善寺温泉と土肥温泉は要チェックです。
-
修善寺温泉エリア:日帰り入浴施設が多く、温泉街もコンパクトなため、
「車中泊しつつ、夕方〜夜にサクッと温泉+街歩き」という動きがしやすいエリア。 -
土肥温泉エリア:恋人岬・天窓洞・黄金崎などの絶景スポットまで足を伸ばすなら、
入浴もセットにすると満足度が一段上がります。
夕方に夕日スポット巡りを回ってから温泉に入り、
そのまま近くの道の駅や海沿いの駐車ポイントで一泊…という流れも作りやすいです。
「宿泊は車中泊だけど、温泉はしっかり楽しむ」というスタイルにすると、
コスパを抑えつつ、旅の充実度はぐっと高くなります。
まとめ
山の静けさから海の絶景へ、景色が変わるたびに気持ちもほどけていく西伊豆の1泊2日。
観光・グルメ・温泉を欲張りすぎずつないだこのコースは、
「無理しない大人旅」をしたい人に、ちょうどいいモデルコースです。



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