\ この記事のざっくり構成 /
フリードで全国を回って分かった「現実的な車中泊カー」の条件
5人乗りフリードで全国を旅している僕が、
「これから車中泊を始めたい人」に向けて、
車中泊向きの車選びのポイントをまとめてみました。
軽スーパーハイトワゴン、軽ワンボックス、ミニバン、ワンボックス…。
選択肢はいろいろあるけれど、
- 家族の普段使い
- 駐車場のサイズ
- 維持費
- 旅のスタイル(ソロ/夫婦/ファミリー)
このあたりを全部ひっくるめて考えると、
「理想」と「現実」のバランスがかなり大事だな、と全国を回りながら感じています。
この記事では、
- 実際の旅で感じた各タイプのリアルな使い勝手
- 上から見た「ベッド展開イメージ(図面)」
- レーダーチャートでのざっくり比較

車中泊は車選びから始まるけど、正解は人それぞれなのだ
① 5人乗りフリードで全国を旅してみて
僕の相棒は、ホンダ「フリード」(5人乗り)。
この1台で全国をグルっと回りながら、2人で車中泊旅を続けています。
フリードのいちばんの魅力=「ちょうどいい」バランス
- 狭い駐車場でも扱いやすいボディサイズ
- 2人までならしっかりフラットにして寝られる
- 高速道路でもパワー不足をあまり感じにくい
- ミニバンほどではないけど、荷物もそこそこ積める
- 車検・税金・燃費など、維持費も極端に高くない
「車中泊だけのための車」ではないけれど、
家族の足としても使うし、
週末や長期休みに車中泊旅も楽しみたい。
という人には、かなり現実的なラインなんじゃないかなと思っています。

攻めすぎないサイズ感が、長く付き合えるポイントなのだ
② 車中泊に向いている代表的な5タイプ
これまでの旅や車中泊スポットでよく見かけるのは、主にこの5タイプです。
- 軽スーパーハイトワゴン
(N-BOX、タント、スペーシア など) - 軽ワンボックス
(エブリイ、ハイゼットカーゴ など) - コンパクトミニバン
(フリード、シエンタ など) - ミニバン
(セレナ、ヴォクシー、ステップワゴン など) - ワンボックス(バンタイプ)
(ハイエース、キャラバン など)
※コンパクトカー(2列)やSUVも車中泊はできますが、
「本格的に車中泊旅をやり込む」前提だと、上の5つに落ち着くケースが多めです。

いきなりハイエース一択!ではなく、まずは自分の生活から逆算するのだ
③ タイプ別:図面+レーダーチャートでざっくり比較
ここからは、代表的な5タイプを
- 上から見た「ベッド展開イメージ(図面)」
- 「寝心地」「積載」「普段使い」などをまとめたレーダーチャート
のセットで比較していきます。
タイプ: 軽スーパーハイトワゴン(N-BOX/タント/スペーシアなど)
車中泊のしやすさ(★6段階イメージ)
ベッド展開イメージ(上から見た図)
向いている人
- ソロ中心で、たまに2人で寝られればOKな人
- 普段使いのしやすさと維持費の安さを優先したい人
こんな人には合いにくい
- 荷物やキャンプギアをたっぷり積みたい2人旅
- 長期の連泊車中泊をメインにしたい人
タイプ: 軽ワンボックス(エブリイ/ハイゼットカーゴなど)
車中泊のしやすさ(★6段階イメージ)
ベッド展開イメージ(上から見た図)
向いている人
- ソロ〜2人で、荷物やギアもガッツリ積みたい人
- DIYでベッドキットや収納を作って遊びたい人
こんな人には合いにくい
- 乗り心地や静粛性を最優先したい人
- 毎日の通勤や送迎メインで快適さ重視の人
タイプ: コンパクトミニバン(フリード/シエンタなど)
車中泊のしやすさ(★6段階イメージ)
ベッド展開イメージ(上から見た図)
向いている人
- 夫婦2人旅メインで、普段使いもしやすい車がほしい人
- 家族の送迎や買い物と車中泊旅を両立させたい人
こんな人には合いにくい
- 3人以上で本格的に車中泊をしたいファミリー
- 荷物とベッドスペースを完全に分けたい人
タイプ: ミニバン(セレナ/ヴォクシー/ステップワゴンなど)
車中泊のしやすさ(★6段階イメージ)
ベッド展開イメージ(上から見た図)
向いている人
- 家族での車中泊旅行やロングドライブが多い人
- 大人2人+子どもでもゆったり寝られるスペースが欲しい人
こんな人には合いにくい
- 普段は街乗りメインで、コンパクトさを優先したい人
- 維持費(タイヤ・燃費・税金)をできるだけ抑えたい人
タイプ: ワンボックス(ハイエース/キャラバンなど)
車中泊のしやすさ(★6段階イメージ)
ベッド展開イメージ(上から見た図)
向いている人
- 車中泊を趣味のど真ん中にして、とことんやり込みたい人
- 長期旅行や半分バンライフのような使い方も視野に入れている人
こんな人には合いにくい
- 自宅や職場の駐車場サイズに余裕がない人
- 購入費用や維持費をできるだけコンパクトに抑えたい人
自分のライフスタイルと照らし合わせて、「どこを優先したいか」を決めるのが大事
という前提で、
「第一候補を2〜3タイプに絞り込むための材料」として使ってもらえると嬉しいです。

グラフはあくまでイメージなので、評価に縛られすぎないでほしいのだ
④ 自分に合う車を選ぶための3ステップ
ステップ1:何人で寝る?を先に決める
まずはシンプルに、「何人で寝るのか」から決めてしまうのがおすすめ。
- 基本ソロ:
軽スーパーハイトワゴン/軽ワンボックス - 2人がメイン:
コンパクトミニバン(フリード)/ミニバン - 3人以上で本格的に:
ミニバン/ワンボックス
ここがブレると、
「買ってから全然使わない席がある」「いつも荷物パンパン」みたいなことになりがちです。
ステップ2:普段使いと駐車場事情をチェック
次に見るべきは、
- 毎日の買い物・通勤・送迎のしやすさ
- 自宅と職場の駐車場サイズや高さ制限
- よく行くスーパーやショッピングモールの立体駐車場
ここで現実的に許容できるサイズ感を把握しておくと、
「理想はワンボックスだけど、生活的にはフリードクラスが限界」
みたいなラインが見えてきます。

駐車場問題は、買う前に必ずチェックしてほしいポイントなのだ
ステップ3:予算と維持費から逆算する
最後に、
- 車両価格
- 自動車税・重量税
- 保険料
- タイヤ・オイルなどの消耗品
- 燃費(ガソリン代)
をざっくりイメージして、
無理のない範囲で選べるクラスを絞ります。
ここで無理をしすぎると、
- 車は最高なのに旅の回数を減らすことになった
- 車のローンが重くて、他の趣味が楽しめない
みたいな本末転倒になりがちなので、
「車+旅+日常」のバランスで考えるのが大事だと感じています。
フリードで全国を旅してみて、
「もし今から車中泊用の車を選び直すとしたら?」
と考えたとき、
僕のなかではざっくりこんなイメージです。
- ソロ中心で、DIYも楽しみたい → 軽ワンボックス
- 夫婦2人旅メインで、普段使いも重視 → フリード級コンパクトミニバン
- 家族で車中泊旅行が多い → ミニバン
- 車中泊に全振りして、とにかく車内快適性を高めたい → ワンボックス
より快適にするために車内をアレンジ・DIYするのも楽しさの一つ

車そのものを変えなくても、マットや電源を整えるだけで快適度は一気に上がるのだ
⑥ まとめ:ベストな1台より、「続けられる1台」を
- 軽スーパーハイトワゴン
- 軽ワンボックス
- コンパクトミニバン(フリード)
- ミニバン
- ワンボックス
どのタイプにも、ちゃんとした「向き・不向き」があります。
全国をフリードで回ってみて感じるのは、
「一番すごい車」よりも、
「自分の生活と旅のスタイルに無理なく馴染む車」
を選んだほうが、
結果的に長く・たくさん旅に出られるということ。
この記事が、
- なんとなくハイエース一択かな…?と思っていた人の「冷静な比較材料」
- フリードやシエンタクラスを検討している人の「後押し」
になれば嬉しいです。
車選びのイメージが固まってきたら、
あとは実際に「どこをどう回るか」を考えるだけ。
季節ごとのモデルコースや、温泉と組み合わせた旅もぜひチェックしてみてください。

完璧な車じゃなくても、ガソリンとちょっとの勇気があれば旅は始められるのだ



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