車中泊で「あ、死ぬかも」と思った話|しろまるの車中泊記④

車中泊記

車中泊をしていると、
「あ、これ死ぬやつ・・・」って瞬間が、
ごくたまに訪れます。

旅先で何回か死の恐怖を感じたけど、今も思い出深いのが濃霧

兵庫や岡山の中国山地あたりは特にすごくて、
竹田城が雲海の聖地なのも、実際走ってみると納得します。

普段の濃霧なら、
30kmくらいまで落とせば、まあ何とかなります。

……その日は、何ともなりませんでした。

長野県の塩尻、高ボッチ高原。
山頂にトイレがあってそこを寝床にしようとしてました。

夜10時くらいにふもとに着いて、
さぁと車で登るぞ!と思った矢先。

霧が、1m先すら見えない
本当に誇張なしで。

後ろから勢いよく走ってくる車が来たので、
端に寄って先に行ってもらいました。

で、その車のテールランプを頼りに、
「先導してもらおう」と、後ろをついて行ったんです。

次の瞬間。

ドンッ。

目の前で事故。

下りてきた車と、正面衝突してました。

一気に血の気が引きました。

それ以降、
10kmどころか、3kmくらいで進んでました。
正直、歩いた方が早かったと思います。

「これはハイビームだ!」と思って照らしてみても、
何も見えない。

もう、白。
世界が白。

あとから知ったんですが、
濃霧でハイビームはダメなやつらしいです。
フォグランプ、大事。

たぶん、
後続車に先に抜いてもらってなかったら、
自分があそこに突っ込んでたと思います。

今でも思い出すと、ゾッとします。

それ以来、
霧が出てる山道は、無理しない。
引き返す勇気も含めて、旅だなと思うようになりました。

命あっての旅。

ちなみに一瞬中腹ぐらいで霧が晴れるとこがあったんだけど
見まわしたら10頭くらいの鹿に囲まれてました。
こっちも誇張なしで。もう感情が追い付かない。
(鹿ネタするつもりなかったのに・・・)
※車中泊記③参照

無事山頂について絶景を堪能・・・できないんですよね。
濃霧で。途中からうすうす気づいてましたけども。

結論、鹿と霧にはきをつけよう。

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